供花とは
「供花」とは、故人に供えるお花のことを言います。
お葬式やテレビのシーンなどで、祭壇の脇に菊の花が丸く飾られ、木の札に「喪主」や「子供一同」などと書いてあるものを見たことがあると思います。それがいわゆる「供花」というものです。
ご葬儀やご法事の場面で、亡くなった方への深い感謝とご冥福を祈る想いをお伝えします。
供花の手配について
訃報をお聞きしたら早めに手配をしましょう。
通夜の場合は、開始時間の2時間前にはお届けできることが望ましいですが、万一、通夜に間に合わなくても翌日の告別式にお飾りできれば問題ございません。
告別式が終わってから訃報を知った場合、ご自宅にお花をお届けしても問題ございません。
故人が生前好きだったお花をお送りする方もいらっしゃいます。また四十九日法要までお飾りできるよう白い胡蝶蘭をお供えされる方もいらっしゃいます。
地域の風習や葬儀形式による違い
供花は、一般的にはお通夜に間に合うようお手配するのがよろしいかと思われます。
ただし、地域の風習や宗派・葬儀ごとに詳細が変わることが多いので、あらかじめ弊社の経験豊かなスタッフにご相談ください。
弊社では、ご葬儀の詳細まで確認を取り、風習・宗派・形式などを考慮したうえでお手配しております。
宗派による違いの一例
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仏式・神式のお花
仏式や神式のお葬式では、菊・蘭・ゆりなどの白い花を中心にお作りします。
地域の慣習により、色花を使用することもございます。
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キリスト教のお花
キリスト教式の葬儀では、生花のみを供花としてお飾りします。百合などの白い花を用いることが一般的になります。
なお、御名札は別途、芳名版でお飾りすることが多いです。